金属箔 コーティング金属箔のスリット加工

金属箔 コーティング金属箔のスリット加工

 金属箔・コーティング金属箔スリット加工

 
 
 
 
 
 

スリット端面で高性能は決まる
スリット端面で高性能は決まる

 

単体や複合、積層材まで40年の歴史からなる応用技術

 

ハイクラスクリーンルームでより高い品質を  

2021年
超高精度 新設備導入

電子デバイスの更なる薄箔化へ向けて
厚み10~20μをターゲットに従来設備にて研究を重ねた結果『更なる精密装置』の導入へと導かれることになりました。1μ単位のクリアランス調整する為に、考えれば考える程『機械精度』への拘りが強くなり誕生した新装置は『バリ・反り』『キャンバー』『捻り』を完全コントロール致します。

※キャンバーとは製品をシート状に置いた時、湾曲が発生することを意味します。『スリット刃の振り』や『ワークの搬送状態』が影響する。特に刃物部分の機械精度が品質に大きく影響する。
スリット断面 2019
スリット断面 2021

画像の通り赤枠がスリット裁断面です。明らかにエッジのシャープ差が違います。これまでも端面品質に自信はありましたが技師3人の知恵と試行錯誤からハイペックスリッターを設計、さらに先へと進むことが出来ました。『小Lot~大Lot生産、数量問わずご対応させて頂きます』

金属箔スリット加工実績   

クリーン清浄度1,000
 
アルミ箔
銅箔
CCL
ニッケル箔
コバルト箔
ハステロイ箔

厚み

0.004mm~0.8mm

最薄4μ  
最小幅0.3㎜
最大幅2600mm

 
電極材
銅箔ポリイミド貼り合わせ品
銅箔コーティング品
コーティング金属箔
ニッケル箔銅箔
銅箔粘着コーティング層

 
スリッター加工
クリーンルームスリット加工
清浄度1000
シェアースリット説明

 
 

 
ギャングスリット加工説明

ギャングスリットとシャースリット?

 
金属箔スリットに多く求められる超美端面を作り出すには、前項でも述べましたように まず材料の質を見極めることから始まります。
 
単体?複合体?その構成は?厚みのシェア率は?滑りやすいの?割れやすいの?など 様々な観点から技術者は頭の中とこれまでの実績でベストを組み立てます。 それらの組み立てからスリット方式を変えるのはよくあることですが、先日ギャングスリットの端面で問い合わせがあったので画像を掲載しておきます。なんでギャングなの?とよく聞かれますが俗語造語でもともとは集合体からきています。 隙間なく刃物を組み合わさった集合体→ギャングにしようっか と昔の先輩方がつけられたのでしょう^^。 シャースリット方式とは違って両端面が同じ条件でせん断されますので図のとおり両側の端面の品質が同じです。 ウェイビングやバリ 波打ち カエリ だれ 湾曲なども設定次第で軽減されます。  セットするのが超大変なのですが・・・

 
 
ではギャングスリットじゃないと綺麗な端面は困難なのか?
 
結論ギャングスリットには勝てませんが、ギャングスリット方式にも弱点はあります。それらをカバーするシャースリット方式でギャングに近い品質を可能にする方法があります。一言でいうと「その材料の質と厚みにマッチさせる」
 
MSRでは凡そ40種類に及ぶ刃から選択してテストを行います。上の刃と下の刃を組み合わせるのですが (一般に うわば と したば と呼びます)
 
MSRでは金属箔においてはギャングスリット方式、メタルシャー方式のどちらかを選択してベストマッチを提供していきます。
 

特に薄箔が得意です!

MSRは薄い材料が得意で、どうして得意なのかと言われると入社した時から薄い材料に囲まれていた、それが普通化しています。銅箔、アルミ箔4μから高品質スリット加工出来ますのでお気軽にお問合せください。
アルミ箔刃物B
 
アルミ箔刃物A
通常スリットとFJスリット工法。
条件Bでも十分な品質ですが1000倍検査ではバリが多少みられて不十分でしたのでFJでスリットしてみました。結果バリゼロ!と言えるレベルに改善。
脱気包装、真空包装で湿気から製品を守ります。
金属箔や吸水性の高いフィルムを真空包装で湿気湿度から守ります。
そのまま脱気してシール包装。
窒素ガスをパージして包装。
シリカゲルを挿入して包装。
必要に応じた対応が可能です。お気軽に問合せください。
アルミ箔スリット加工1

Copper foil
Aluminum foil
Nickel foil

アルミ箔スリット加工2

Copper foil
Aluminum foil
Nickel foil

銅箔スリット加工1

Polyimide/Copper

銅箔スリット加工2

Polyimide/Copper

銅箔スリット加工2

Copper foil

フィルムスリット加工1

Polycarbonate/Alumi

匠技!  歴史あるMSRの金属箔スリット技術

厚み→ 0.003mm~0.8mmまで
幅→ 最小0.3mm~2600mm
   50ミクロン単位で調整可能です。
専用マシン が6台ありますので いつも超短納期で対応出来ます!


A4サイズならいつでも無料で対応させて頂いています。
まずはお気軽にテルください。
杉山です。
 
 
 

金属箔の洗浄と密着改善なら

金属箔 密着改善
表面洗浄と共に濡れ性改善
コーティングや貼り合わせの密着力向上には
プラズマ処理をご活用ください

無料で味見

フィルムやシートは、はがきサイズで。
粉体は10ccから 無料でお試し頂けます! 無料の味見で 可、不可を見極める
 
 

先ずは出来るのか、出来ないのか?  

最先端で活躍されている開発者ほど、実際に試験をして、 先ずは出来るのか、出来ないのか? 一刻も早く知りたいものです。MSRでは無料で味見をしてもらい複種類の味見システムから最もマッチした条件を探して頂きます。御社の「あっ できた!」をアシストします。
 

材質や用途に応じた様々なスリット、スリッター方式

 
 

フィルム端面精度スリット、スリッター加工  最大幅2600㎜

 
フィルムのクリーンスリッター加工は材質と厚みから最適な条件を見極めてスリット加工方式を決めます。30種類以上のスリット刃から厳選します。スリット方式もフィルムスリット加工用のシャー式や硬度フィルムに最適なギャング式 、その他、レザー式またはスコアー式から最適マッチングを探し出します。洗浄液やタッキングローラーによる表面洗浄を行いながらスリット加工をするのも我々の得意のひとつです。ReadMore
 
 
 

超細幅マイクロスリット加工 0.3mmから


フィルム、粘着テープ、金属箔
 マイクロスリット加工はMSRのコア技術の一つで40年の歴史。現在はS工場にておこなっており、材料の厚さは4μから1000μまで。材質は高機能フィルムから粘着シート 金属箔までありとあらゆる材質の実績を持っています。最小幅は0.3mm 小型化には最適のこの技術をお試しください。ReadMore

 

 

 

広幅スリット加工 ~2600mmまで

 
広幅化スリット加工では5つのハードルを越えなければなりません。まずは300mm→700mm  700mm→1500mm  1600mm→2200mm  2200m→2500mm と大体この4つですが、口では言い表せない重力という壁が技術者を悩ませます。あらゆる材質を2600mmの原反から製品まで加工設計は訓練された技師の腕の見せ所です。ReadMore

 
 
  

金属箔スリット

金属箔、主にアルミ箔や銅箔、ニッケル箔をスリットによるバリ無く匠技で仕上げます。ReadMore

 
 
 
 

粘着フィルムスリット加工
粘着フィルム、テープスリット加工

粘着の強度、高粘度もお任せください。40年以上の実績から高品質をお約束いたします ReadMore 
 
 
 
 

ハーフスリット・カット加工


粘着複層品において離型紙やPETセパのみスリットカットすることは多くありますが我々は粘着層に一切のスリット痕無くハーフスリットカットを行います。お気軽にご相談ください。ReadMore

 
 
 

クリーニングスリット加工


材料表面をクリーニングしながらスリット加工を行います。またスリット後にもクリーナーを搭載することによるスリットカスクリーニングも可能です。
沢山の実績がありますのでお気軽にご相談ください。ReadMore

 
  
 

ヒートスリット加工


ヒートスリットとは溶断刃で繊維やメッシュの端面を高温で溶かしながらスリット加工を行います。
 

 
 

粘着テープ 細幅スリット加工
粘着テープ 細幅スリット加工

粘着テープは多種多様に応じて数千種類に及ぶ品種ですが当社は創業当時から粘着シートやフィルムを専門にスリット加工を受託することから始まりましたので自信を込めて粘着テープの細幅スリット加工を最高品質で提供出来ます。 最小幅0.3mmから10μ単位で刃組みが可能。ReadMore

 
 
 

オシレーションスリット加工

ゲージバンドを解消するために左右にオシレートしながら行うスリット加工です。オシレートは簡単なようですがフィルムの特製を把握しながらダメージの少ない最適な揺動量を探しだすことが大事です。ReadMore

 
 

 

洗浄スリット加工
洗浄スリット加工

洗浄液やタッキングローラーによる表面洗浄を行いながらスリット加工をするのも我々の得意のひとつです。プラズマ表面処理によるドライクリーニングは金属箔においての革新です。ReadMore
 

 

 

トラバース巻き加工

トラバース巻きとは主に長尺を目的とする綾巻きの事で画像のように多軸で一気に巻きあげる技法です。ReadMore
 

 
 

レーザーカット・スリット加工受託

CO2レーザーを操り、リング刃では成しえなかった端面を可能にします。 ReadMore
 
 
  

超音波カット・スリット加工

金属刃物でダメなら先ずは超音波で進めてみますか。ReadMore  
 

 
 
 

平成2年に産声をあげたスリット加工会社は皆様に支えられており本当に心から感謝しています。これからも思いを形にかえて日本技術開発の支援カンパニーとして尽力いたします。 
 
工場長 冨士松 
   


MSRの核工場です。  

これまので全ての技術はこの工場から生まれました。他の工場に負けないように平均年齢28歳の若者が目を輝かし頑張っています。  
 

工場長  宮 
   


超広幅 液晶の幕開けと共にうまれたのが第2工場です。
光学フィルムをメインとして出来た工場ですから品質管理はMSR内においても郡を抜いており、現在のMSR品質をリードしてくれています。広幅になるほど重力との戦いで その点についての相談も承ります。

工場長 大原暁志 
 


関東において加工機能を持ち備える事業所です。極高温、耐熱フィルムの熱ラミネートとエンボス加工をメインに各機能加工で開発支援を受託しています。