ヒートスリットとは
画像の通りで融点近い温度で端面を溶かしながらスリットすることです。
溶断スリットや溶断カットとも言いますがMSRではヒートスリットと称しています。方式は刃を加熱しながらスリットする加熱式と超音波式との二つに分かれます。
材質に応じて様々な調整が必要ですがメッシュをスリットする際の注意点はなんといっても材質と線径とメッシュ数。最小幅は2.0mmですが 直ぐに溶ける材料を極低張力で管理するのは至難の業です。マシン種や刃種、適切な加工速度など沢山の実績から算出いたします。
メッシュスリット
下段に詳しく説明していますが、通常のスリット加工だと画像の通り縦糸がほつれて状態が保てません。主な対策として熱を掛けながらスリッを行います。業界ではヒートスリットと呼びます。
MSR最小スリット幅は2mm。
方式:熱刃、超音波
中空糸膜を任意幅にスリット加工しつつ端面を封止
中空糸膜(ちゅうくうしまく:hollow fiber membrane)とは、膜の利用形態のひとつで、一端が閉じたストロー状、マカロニ状の膜のこと。 主にカートリッジ式で供給・使用され、単位容積中の膜面積を広く取ることが出来るため、不純物除去つまり精製の目的で家庭用浄水器から産業用、浄水場などで広く利用されている。 ウィキペディアから引用
中空糸膜を任意幅スリット加工を受託しています。素材の厚みや用途に合った張力などコンディションは長年からの実績から選出いたします。
薄膜から厚膜まで。
これまでの実績で選び抜いた加工条件で高い品質を保ちます。
通常のスリット方式では画像の通り 端面がほつれます。
ヒートスリットと呼ばれる方式は画像の通り端面を熱処理しながらスリット加工します。
ほつれは無しです。
材質や用途に応じた様々なスリット方式
マイクロスリット加工
粘着テープ、金属箔 マイクロスリット加工はMSRのコア技術の一つで20年の歴史。
現在はS工場にておこなっており、材料の厚さは4μから1000μまで。材質は高機能フィルムから粘着シート 金属箔までありとあらゆる材質の実績を持っています。最小幅は 0.3mm 小型化には最適のこの技術をお試しください。 ReadMore
クリーンスリット加工
スリット加工による発生異物ゼロを目指すスリット加工方式でスリット刃を約30種類から厳選します。スリット方式もシャー式や金属箔スリットに最適な ギャング式 、レザー式またはスコアー式から最適マッチングを探し求めて更に広幅化します。 洗浄液やタッキングローラーによる表面洗浄を行いながらスリット加工をするのも我々の得意のひとつです。 ReadMore
超広幅スリット加工2600mm
広幅化スリット加工では5つのハードルを越えなければなりません。
まずは300mm→700mm 700mm→1500mm 1600mm→2200mm 2200m→2600mm と大体この4つですが、口では言い表せない重力という壁が技術者を悩ませます。 ReadMore
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金属箔、主にアルミ箔や銅箔、ニッケル箔をスリットによるバリ無く匠技で仕上げます。 ReadMore
粘着複層品において離型紙やPETセパのみスリットカットすることは多くありますが我々は粘着層に一切のスリット痕無くハーフスリットカットを行います。にご相談ください。 ReadMore
材料表面をクリーニングしながらスリット加工を行います。またスリット後にもクリーナーを搭載することによるスリットカスクリーニングも可能です。
沢山の実績がありますのでお気軽にご相談ください。 ReadMore
画像の通り粘着テープや両面テープに多く使われる技術です。
ウージングと呼ばれる糊のはみ出しを特殊なスリット加工技術で処理していきます。製品端面の糊はみ出しにお困りの方は今すぐご連絡ください。沢山の技術蓄積から最良をお選びいたします。ReadMore
ヒートスリットとは溶断刃で繊維やメッシュの端面を超音波で溶かしながらスリット加工を行います。
ゲージバンドを解消するために左右に オシレートしながら行うスリット加工です。オシレートは簡単なようですがフィルムの特製を把握しながらダメージの少ない最適な揺動量を探しだすことが大事です。 ReadMore
金属刃物でダメなら先ずは超音波で進めてみますか。 ReadMore