端面を極めていくと
超美端面を作り出すには、前項でも述べましたように まず材料の質を見極めることから始まります。単体?複合体?その構成は?厚みのシェア率は?滑りやすいの?割れやすいの?など 様々な観点から技術者は頭の中とこれまでの実績でベストを組み立てます。それらの組み立てからスリット方式を変えるのはよくあることですが、先日ギャングスリットの端面で問い合わせがあったので画像を掲載しておきます。 なんでギャングなの?とよく聞かれますが俗語造語でもともとは集合体からきています。 隙間なく刃物を組み合わさった集合体→ギャングにしようっか と昔の先輩方がつけられたのでしょう^^。シャースリット方式とは違って両端面が同じ条件でせん断されますので図のとおり両側の端面の品質が同じです。 ウェイビングやバリ 波打ち、カエリ だれ、湾曲なども設定次第で軽減されます。 シャースリット方式と比べるとセットするのが大変なのですが・・・
匠技とも言える歴史あるMSRのマイクロスリット技術
超細幅マイクロスリット加工
最細幅は0.3mm
何よりも大事な端面精度、湾曲
端面精度の品質は単に装置とは別次元の材質を見極めます。特に複合材料はそれぞれの特性を加味したスリット加工方式になるので熟練実績が必要になります。
扱う用途やスタイルに応じて
崩れないように両端面を板でおさえます。後のハンドリングや輸送上のトラブルもこれで解消します。沢山の種類のリールに対応。『一部リールの無償レンタル開始』
素材の特性と後工程にあわせてリールを選定いたします。内径は12.5mmから対応できます。御社に合ったリールも開発します。
選択できるリワインド方式
レコード巻・トラバース巻、お客様のご要望に合わせて自由にご選択いただくことが可能となります。
数千メーター単位での仕上げ長さをご希望されるお客様も多く、剥離紙・セパレータなどをインラインで巻き込みながら仕上げることも可能。
脱気包装、真空包装で湿気から製品を守ります。
金属箔や吸水性の高いフィルムを真空包装で湿気湿度から守ります。
そのまま脱気してシール包装。
窒素ガスをパージして包装。
シリカゲルを挿入して包装。
必要に応じた対応が可能です。お気軽に問合せください。