アクリルフィルムスリット加工
アクリルをスリットする際の注意点はなんといっても「切り粉」
『数ミクロンのマイクロクラックも発生させません』
技術ポイント
軟質・硬質
厚みのレンジ
表面処理の種類
ハンドリング最適質量
それぞれにマシン種や刃種、適切な加工速度など沢山の実績から算出いたします。
MSRの強みは
あらゆるフィルムや金属箔を加工してきたからこそ得られるスリット技術相伝に裏付けされた経験値と探究力。
最細幅は0.3mm
何よりも大事なのは端面の品質
何よりも大事なのは端面の品質と材質特に複合材料はそれぞれの特性を加味してスリット加工するので熟練実績が必要になります。新材料や新工法の開発提案としてよく取り上げられます。
細幅スリット加工後、崩れないように両端面を板でおさえます。後のハンドリングや輸送上のトラブルもこれで解消します。沢山の種類のリールに対応。素材の特性と後工程にあわせてリールを選定いたします。内径は12.5φから準備しています。御社に合ったリールも開発します
アクリルフィルムの特徴
さくい、割れやすい、うまく切らないと端面が白化する。
滑らないので巻きにくい。巻取りの際に些細な気配りが必要です。
そして偏肉がキツイこともありますので最初に厚みを良く把握する事が大事です。
何よりも透明性が非常に高いのでマイクロスクラッチや羽毛キズなどロールとの接触に特に注意を要します。アクリルフィルムにおいての最細幅は0.3㎜巾です。
単体の他、粘着テープや表面に蒸着を施しているものも存在します。
そして二つ目がギャングスリット方式
ギャングスリット方式は簡単にいうとパスタを切るシュレッターです。
刃の幅が製品の幅になります。
材質に合わせて刃と刃の当たり具合を調整する必要があり、職人技が必要です。
ギャングスリットのイメージ図
特に薄箔が得意です!
ギャングスリット?とシャースリット?
超美端面
超美端面を作り出すには、前項でも述べましたように まず材料の質を見極めることから始まります。
単体?複合体?その構成は?厚みのシェア率は?滑りやすいの?割れやすいの?など 様々な観点から技術者は頭の中とこれまでの実績でベストを組み立てます。
それらの組み立てからスリット方式を変えるのはよくあることですが、先日ギャングスリットの端面で問い合わせがあったので画像を掲載しておきます。
なんでギャングなの?とよく聞かれますが俗語造語でもともとは集合体からきています。 隙間なく刃物を組み合わさった集合体→ギャングにしようっか と昔の先輩方がつけられたのでしょう^^。
シャースリット方式とは違って両端面が同じ条件でせん断されますので図のとおり両側の端面の品質が同じです。 ウェイビングやバリ 波打ち
カエリ だれ 湾曲なども設定次第で軽減されます。 セットするのが超大変なのですが・・・
美しい製品の端面を極めることに全神経生命を賭けるといっても過言では無いかもしれません
それがMSR-S・FACTORY。
積層粘着フィルムに関しては ウージング ウェイビング ピーリングが、そして
金属箔においてはバリ 波打ち カエリ だれ 湾曲など注意重視されます。
弾性率 積層構成 厚み 伸縮性など用途に応じて様々な材料が連日開発されます。
ベストな切り方はこうです! など一概に答えはなく
それぞれを 多次元でコントロールすることで お客様の要求を 全てをクリアに出来る最高品質が生まれます。
4400種! これはMSRのこれまでの実績です。
製品を保持するリールも成型品から削り出し品まで御社オリジナルをサポートいたしますしお気軽にお問い合わせください。
とても便利なリール 見つけました!↓
現在社会にマッチして新しい細幅マイクロ(細幅)スリット加工に
欠かせないリールです。
安価 ・ リユースとリサイクルが可能。
2つに分離出来るのでスタッキングも容易。
海外輸送やワンウェイにも活躍しそうです
S工場の左手力
左手の活用で器用さと斬新な発想を鍛える
我々超細幅マイクロスリットのスペシャリストは器用さが必要です。また、
日進月歩で斬新な発想でチャレンジしなければなりません。
昨日の常識は明日の非常識と声にして毎日自分たちの可能性を生み出す
ために左手で箸を使います。
小さな習慣が大きな結果を生むと我々は信じて愚直に精進します。
応援してください。
耐熱性 通気性 耐久性を兼ね備えた金属リールです。
自社製作ですので通常より安価! どんなサイズどんな形状でも可
しかも1個からでもご要望にお応えします
材質や用途に応じた様々なスリット、スリッター方式
フィルム端面精度スリット、スリッター加工 最大幅2600㎜
フィルムのクリーンスリッター加工は材質と厚みから最適な条件を見極めてスリット加工方式を決めます。30種類以上のスリット刃から厳選します。スリット方式もフィルムスリット加工用のシャー式や硬度フィルムに最適なギャング式 、その他、レザー式またはスコアー式から最適マッチングを探し出します。洗浄液やタッキングローラーによる表面洗浄を行いながらスリット加工をするのも我々の得意のひとつです。ReadMore
超細幅マイクロスリット加工 0.3mmから
フィルム、粘着テープ、金属箔 マイクロスリット加工はMSRのコア技術の一つで40年の歴史。現在はS工場にておこなっており、材料の厚さは4μから1000μまで。材質は高機能フィルムから粘着シート 金属箔までありとあらゆる材質の実績を持っています。最小幅は0.3mm 小型化には最適のこの技術をお試しください。ReadMore
広幅スリット加工 ~2600mmまで
広幅化スリット加工では5つのハードルを越えなければなりません。まずは300mm→700mm 700mm→1500mm 1600mm→2200mm 2200m→2500mm と大体この4つですが、口では言い表せない重力という壁が技術者を悩ませます。あらゆる材質を2600mmの原反から製品まで加工設計は訓練された技師の腕の見せ所です。ReadMore
金属箔スリット
金属箔、主にアルミ箔や銅箔、ニッケル箔をスリットによるバリ無く匠技で仕上げます。ReadMore
粘着フィルム、テープスリット加工
ハーフスリット・カット加工
粘着複層品において離型紙やPETセパのみスリットカットすることは多くありますが我々は粘着層に一切のスリット痕無くハーフスリットカットを行います。お気軽にご相談ください。ReadMore
クリーニングスリット加工
材料表面をクリーニングしながらスリット加工を行います。またスリット後にもクリーナーを搭載することによるスリットカスクリーニングも可能です。
沢山の実績がありますのでお気軽にご相談ください。ReadMore
粘着テープ 細幅スリット加工
粘着テープは多種多様に応じて数千種類に及ぶ品種ですが当社は創業当時から粘着シートやフィルムを専門にスリット加工を受託することから始まりましたので自信を込めて粘着テープの細幅スリット加工を最高品質で提供出来ます。 最小幅0.3mmから10μ単位で刃組みが可能。ReadMore
オシレーションスリット加工
ゲージバンドを解消するために左右にオシレートしながら行うスリット加工です。オシレートは簡単なようですがフィルムの特製を把握しながらダメージの少ない最適な揺動量を探しだすことが大事です。ReadMore
洗浄スリット加工
洗浄液やタッキングローラーによる表面洗浄を行いながらスリット加工をするのも我々の得意のひとつです。プラズマ表面処理によるドライクリーニングは金属箔においての革新です。ReadMore
トラバース巻き加工
トラバース巻きとは主に長尺を目的とする綾巻きの事で画像のように多軸で一気に巻きあげる技法です。ReadMore
レーザーカット・スリット加工受託
CO2レーザーを操り、リング刃では成しえなかった端面を可能にします。 ReadMore
超音波カット・スリット加工
金属刃物でダメなら先ずは超音波で進めてみますか。ReadMore