パターンラミネート(部分貼り合わせ加工)
素材が持つ機能を、さらに多機能に進化させる——
それがMSRのパターンラミネート技術です。
細くスリットされたフィルムや金属箔を任意ピッチで高精度にインサートラミネートすることができ、機能性の向上だけでなく、新たなマーケットへのアプローチにもつながります。
すべての工程はクリーンルーム環境で実施しています。
■ 高度な制御が求められるMSRのパターンラミネート
MSRのラミネートは、前工程から後工程まで一貫して管理できる技術力を活かし、
幅方向にパターン化してラミネートします。
わずか1mmから設定可能で、高精度な位置制御とメカバランスが求められる高度な加工です。
また、スリット加工も自社設備で行うため、材料をご支給いただければ投入から最終ラミネートまで一括対応が可能です。
■ 剥離加工にも対応
「うまく剥がせるの?」
——もちろんです。
パターンラミネートで貼り合わせた後、必要な部分だけを「狙って剥離する加工(パターン剥離)」も可能です。
接着力の制御や加熱・冷却プロセスの最適化により、
貼る・剥がすを自在にコントロールします。
これにより、電子材料・光学フィルムなど、精密な位置合わせが要求される製品にも最適です。
MSRの「パターンラミネート」は、多列貼り合わせ × 部分剥離制御 により、これまでにない新しい価値を創造しています。
高圧力パワープレス・ラミネート(貼り合わせ加工)
9.4トン高圧パワーラミネート により、これまで不可能だった貼り合わせが可能になるケースも多々あります。
プラズマ処理 と組み合わせることで、強固な密着力を実現します。
高温ラミネート加工の最高温度は 500℃。
高圧プレス・サーマル熱ラミネート(貼り合わせ加工)の流れ
開発は、まず名刺サイズやA4サイズなどの小型試作からスタート。
700mm幅までのプロトタイプ試験を経て、
1700mm広幅スケールのスーパーラミネーターで量産化に移行。
ここから、広幅化・量産化という新しい物語が始まります。
サーマル熱ラミネート(貼り合せ加工)は地球にとても優しい技術です。
このプロセスでは、廃液・廃油などの汚染物質を一切排出しません。
同時排出のないクリーンプロセスで、地球環境に極めて適した技術です。
MSRの主幹技術と共演
ラミネートにおいて
ロール+ロール ⇒ ロールへ、 シートへ
シート+ロール ⇒ ロールへ、 シートへ
シート+シート ⇒ ロールへ、 シートへ