どの角度から剥がしてもピール強度が強くなる

色々な目、角度から材料表面を粗らすということは、どの角度から剥がしてもピール強度が強くなるという点がスキン処理の良いところ。




ランダムに強弱をつけることも出来ます
ストライプ状
ドット調
ダイヤ調


フィルムや金属箔表面は製造過程でエアーや金属と接触するため内部とはわずかに違う異次元的に硬化した層に仕上がっています。その表面を様々な角度からひと皮をめくり、中身をさらけ出すことで本来の性能の際立たせることの他、粗面効果で表面積が増加して接着力向上につながります。 粗さに変化を持たせることで突起形状を形成し離型性や遮光など光のコントロールも可能です。
そのほかMSRでは凹凸にする加工方法を多種を備えています。
1)Nanoレベル(透明性など外観が重要な用途に使われます)プラズマ処理により目には見えない凹凸加工をつけることができま
2)ミクロンレベル粗面ロールによる研磨加工でフィルム表面に大きな凹凸をつけることができます。接着力向上に大きな効果があります。

実績
材質の多くはポリエステル・フッ素フィルム・アルミ箔・銅箔・導電ゴム等多種様々に対応出来ます。
画像の通り ヘアーラインやスクラッチ処理・薄皮めくりと研磨ロールの組み合わせで御社のニーズにお応えします。

表面状態
表面の粗度も画像の通り 調整が可能です。また深さの調整や部分的なパート処理も可能ですのでお気軽にお問い合わせください。粗面処理をすることにより密着力は当然のことながら、表面の接触面積が少なくなりますので逆発想として剥離部材としての使い方も是非提案ください。ヒラメキから未来素材へ
更に付加価値をつける

フィルムの表面は酸化物などで薄皮がついた状態になっている場合があります。こういった表面が接着を阻害する要因になることもあります。そういう時のオプションとして表面を薄く削り取って薄皮を剥くように内部素性を露出させる事ができます。不要な層を削ってリユース、リサイクルは脱炭素プログラムに繋がります。

粗面ロール加工による研磨加工でフィルム表面にμ~ミリまで凹凸をつけることができます。突起凸の数から離型性にも応用可能です。

接着力を向上するため増やした凸凹表面積に相手側のフィルムをアンカリングするためには、融点近くまで加熱し、細部まで融着するための強圧力が必要になります。更に密着向上を求めて表面にプラズマ処理。お気軽にお問い合わせください。