オシレーション(oscillation)スリット加工とは。
迷い巻きとも言います。
羽毛キズさえつかない特殊な揺動oscillation

特殊な揺動oscillationカーブを形成しながらスリット加工を行うことで、ハードバンドを固定位置から薄める事が出来ます。迷い巻きでハイエッジも吸収。
■注意点としてカーブ(揺動)オシレーティングが強すぎたり弱すぎたりするとスリット加工端面が毛羽立ったりフィルム折れが発生したりします。MSRではこれまでの実践から材質に合った揺動オシレーティングカーブを提供して開発支援します。
羽毛キズはどうしてはいるのか
材料表面は肉眼では検知しにくい突起や厚みムラ変形が存在します。フィルムやシートを巻きとる際には必ず表裏で接触します(縦接触やMD方向接触と称しますひとまず)。材料がロールに接触するだけでも実はナノレベルでキズがついているというか変化しているといっても過言ではないかもしれません。
その縦接触の更に横にオシレーションするわけですから接触としては当然増加します。迷い巻きでハイエッジも吸収。素材に応じたサインカーブとスピード、そしてロールへの接触関数とこれまでのデータからパスラインやサインカーブ設計が要求されます。
カーブ間隔、移動量、スピード他、8つのパラメータを自在に調整しながらベストを導きます。
