プラズマ処理とは主に添加材無しで物質の表面改質(特には密着向上)を行う画期的な技術です。高圧電源から送電された数万キロボルトは高圧ロッドとグランドの空間に存在するガスを解離してイオン化します。そのイオンが材料表面にアタックして素材表面の分子結合を切り、励起させ素材表面自体を官能状態にします。図で分かりやすく
MSRプラズマは基材 後工程 用途を視野にいれて蓄積した400種以上の処理条件から最適マッチングを選び抜きます。単に処理してどうぞではなく、しっかりと成果が出るまでお客さまと共に作り上げていきます。大事なことは素材や塗工材の性質を見極めた実績力です。粉末からフィルム、シート、最薄は6μ 最大幅は2600m。その上 10種類の加工技術と組み合わせたダイナミックな提案と解決が出来る事です。
文献でもありますがコロナ放電は、グロー放電やアーク放電などと共に、プラズマ放電の一種で違うとか違わないというものではありませんが、強いてわかりやすくいうならば砂と小石。
砂のように細かい微細な処理がプラズマで、その砂の数だけイオンで改質していきます。それに対してコロナは小石、 小石は粗いですが深く入る感じが想像出来ると思います。イオンの数はプラズマが圧倒的多いですが一長一短でコロナ的に処理する方が良い事例もあります。MSRでは両方に対応しており用途に応じて設計致しますのでいつでもお気軽にご相談ください。
2600mm幅まで可能です
5種類の希ガス混合比率を自在に調整します。
大丈夫です アルミ箔 銅箔など多彩に対応します
プラズマで油分を飛ばすのは得意中の得意です。そしてJBRプラズマで水酸基をつけることも可能です。
やはり安価ですばらしい機能を発揮するアルミ箔です。特に硬質が多いです。
①電極の種類②電力③ガス④処理速度と大きく分けて4つです
プラズマ処理により異物は気体となりプラズマのハウス内に設置されていますバキュームにて吸引されます。
ポリイミドに最適な希ガスの組み合わせで容易に密着力をあげることが出来ます。
蒸着前の密着改善やスパッタリング前の前処理。
他、高温でポリイミドと熱ラミネートする際の前処理には絶対的に威力を発揮します。
カーボン粉末体をMSRのダイレクトプラズマ処理で処理が可能です。
最初に味見として無料でお試し頂く事が出来ますのでお気軽にお申しつけください。
フッ素粉末体をMSRのダイレクトプラズマ処理で処理が可能です。
最初に味見として無料でお試し頂く事が出来ますのでお気軽にお申しつけください。
0.2μから100μ~ミリ単位まであらゆる材料の実績があります。粒子の大きさで方法を変えていきます。
粉末の場合は小さいヤクルト飲料ぐらいのサイズで受けています。
フィルムやシートの場合はハガキサイズからA4ぐらいまで
主なフッ素フィルムとして
PTFE 4フッ化エチレン樹脂
ETFE 旭硝子が開発した丁度良い熱可塑性フッ素樹脂
各種 フッ素フィルム
PTFE=ポリテトラフルオロエチレン(4フッ化)
ETFE=テトラフルオロエチレン・エチレン共重合体
PFA=テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体
FEP=テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体(4.6フッ化)
PVDF=ポリビニリデンフルオライド(2フッ化)
一番小さいのは粉末タイプから最大はサッカーボールサイズまで
様々な形状をこれまでに行ってきました。
材質も金属から合成樹脂まで幅広く対応致します。
①2500mm②1900mm③1800mm④1300mm⑤250mm幅と5台存在します
材料が均一であれば横方向の処理ムラはありません。
処理スピードにより流れの処理ムラは100%無いとは言えませんが
管理しながら行うので安心していただいて結構です
一般には1カ月から3カ月と言われていますがMSRプラズマ処理なら条件次第で6カ月が可能です。
処理劣化に最も作用するのが暴露です。暴露とは大気と触れることです。簡単に言えば。巻きモノ ロール物は材料と材料の層間に滞在するガスが限られてきますので暴露による劣化は少ないです。
MSRが推奨する包装は密封包装。ガスバリア素材で真空包装しています。先ほどにも述べましたが暴露対策が必要です。