フィルム一軸延伸加工
最高温度500℃
最大幅1700㎜
最大延伸7倍
加熱ロールでコンタクト
スピード変化させて延伸加工
ロール加熱温度は最高約500℃。
最大幅1700mm 長さ1mからの試験が可能です。
材料をロールにしっかりとグリップ(固定)しながらのDRAWしますのでダレやゲージが無く非常に綺麗な状態が保てます。
目的と特性
プラスチックフィルムやシート(合成樹脂)を加熱しながら縦方向に伸ばすことで分子が変形方向に整列し強度が増したり、配光を変化させれたりと。機能を付与することで新しい価値が生まれます。500℃まで温度調整が可能ですので、その素材のピーク毎にチューニングしていきます。
具体的に
成形されたフィルムは独立したロールtoロール操作としてオフラインで一般に予熱ローラーと呼ばれる一連の加熱ローラーの表面と直接接触することにより、熱伝導によって最適な延伸温度に加熱されます。最適な延伸温度は、通常、材料のガラス転移温度またはビカット軟化点のすぐ上です。シートが適切な温度に達すると、増加する表面速度で動作する一連のドローローラーによって縦方向の伸張力が加えられます。フィルムが引き伸ばされた後、一連の冷却ローラーとの表面接触により温度が低下する前に、プロセス温度を一定期間維持または上昇させることにより、アニール(応力緩和、ヒートセットなど)を行うことができます。
MSRに熱系列は通常、予熱、ストレッチ、アニーリング(オプション)、および冷却の3つまたは4つの主要セクションで構成されています。
設計する際にはこの4つのファクターを十分考慮する必要があり、最初の重要な側面は、アプリケーションで使用する熱媒体です。
厚みと偏肉
材料が流れる方向(マシンディレクション)の張力を低くすることは、ロールtoロールの連続熱処理においては、困難な課題です。巻き戻してから引っ張って巻き取るので無理もないですが縦の収縮と大きく関係することから、可能な限り弱い張力制御がもとめられてきました。熱ラミネートとアニールメンバーは日々研究の中から張力管理制御を繰り返し繰り返し調整することで最小10Nの張力でワークを管理することが出来ました。お試しください。