深い技術 ラミネート(貼り合せ加工)
そして総称としてフィルムは、多くの工程を経て我々のもとへ届きます。当然、我々の前にも貼り合せ工程があることもあります。
このラミネート(貼り合せ)加工から
6層同時ラミネート(貼り合わせ加工)
MSRの最高峰技術「6層同時ラミネート」
MSRの中でも最も高度な技術を要する多層ラミネート(貼り合わせ加工)です。6層ラミネートマシンを用い、貼合・剥離加工を複合的に操るだけでなく、材料特性やロットごとの偏肉(厚みムラ)までも把握できる熟練職人のみがこの工程を担当します。
まず全ての素材を通常ラミネートでリスク管理・トレース管理を行い、条件を最適化した上で、最終的に6層同時ラミネートへと進みます。
高い密着性・均一性・生産安定性を実現しています。
多様な組み合わせに対応
MSRでは、素材形態の組み合わせに応じて柔軟な生産が可能です。
シート+ロール ⇒ ロールへ、 シートへ
これにより、試作から量産、異素材の複合化まで幅広い要望に対応することができます。
“硬いフィルム”や“分厚いフィルム”のラミネート加工について
浮き・トンネリング回避硬いフィルムや分厚いフィルムでは、ラミネートは上手くできてもその後、巻取までに浮きやトンネリングが発生する問題があります。MSRでは大、小、金属、ゴムなど様々なロールを使い分けて、限りなくフィルムに負担をかけずに優しく仕上げる事が可能です。フィルムの気持ちになってそれでも困難な場合は熱処理で材料をほぐしたりなど、熟練のオペレーターが加工内容に合った、フィルムの気持ちを考えた、加工をデザイン。時には可動するガイドロールの位置を調整し、その加工その材料だけのウルトラレシピを創り上げます。フィルムをほぐす加工はこちら
常温ラミネート(貼り合わせ加工)
一般的なラミネート方法です。
片側には粘着材が設置して 粘着力と押圧力にて貼合します。
両面テープを利用すると瞬時に欲しい材料がテープに変身します。
多層ラミネート (貼り合わせ加工)
最大6層を同時に行うラミネート(貼り合わせ加工)方法です。
どうしても同時に貼りたい理由がある際に使いますが、高い技術を要します。
500℃高温ラミネート(貼り合わせ加工)
最大6層を同時に熱で材料表面を溶かしながら行うラミネート(貼り合わせ加工)方法です。どうしても同時に貼りたい理由がある際に使いますが、高い技術を要します。
熱パワーラミネートを詳しく
同時スリット加工もお気軽に