カレンダー加工・熱プレス加工 焼成加工(最高500℃)

 

カレンダー加工・熱プレス加工 
焼成加工(最高500℃)

What is important with hot press processing

カレンダー加工(Calendering Process)とは

フィルム、金属箔、不織布を上・下の鏡面ロールで超高圧プレスし、
表面に光沢を与えたり、密度を高めて特性を向上させる加工技術です。
ロール to ロールで連続的に加工でき、量産にも対応可能です。

フィルム、金属箔、不織布を
上から下から超高圧でプレス(押します)

主な効果

  • 表面平滑性の向上:凸凹を抑え、光沢・透明度を向上

  • 転写加工:ロール表面のパターンをフィルムへ高精度に転写

  • 密度の上昇:プレスにより緻密化、機械的強度やバリア性が向上

  • 繊維間融着:不織布では融着により強度アップ

  • 厚み・均一性の改善:薄く、ムラのない仕上がりを実現

絵のように鏡面ロールで熱プレス、高圧プレスで機能向上、表面に光沢を与えたり、素材表面の凸凹を抑えるフラット加工や逆の転写加工、繊維間融着による強度向上、表面の均質性の向上、プレスで密度が上がることで機能の一つですね。変化が現れます。

こんな課題をお持ちの方に

  • フィルムや金属箔の表面に光沢を出したい

  • パターンや鏡面を転写したい

  • 厚みを均一にしたい、より薄く仕上げたい

  • 不織布などで繊維間の強度を上げたい

  • ロール to ロールで連続プレスしたい

  • 複数層(例:4層)を同時に加圧したい

 

なぜ特性が向上するのか?

「この技術、本当に面白い。そんなつもりで作ったわけではないけど、
   ——多くの技術者がそう語ります。
その理由は、「密度」にあります。
緻密構造を形成でき、
強度・光学特性・バリア性能などの機能特性向上に直結します。

技術のポイント

  • TG点や融点、後工程条件を考慮した精密温度制御

  • 加圧力・速度差を組み合わせたロール設計

  • 他の加工技術(ラミネート・焼成・塗工)との複合ソリューション

MSRカレンダー加工の特長

特徴

緻密性向上

薄さ向上(より薄く)

表面平滑性向上

均一性向上

材料強度向上

効果

密度UPによる強度・バリア性改善

均一で高精度な薄膜形成

光沢・透明度・密着性の向上

フィルム厚み・物性の安定化

機械的・熱的安定性の改善

試作・トライ加工

試験(味見)加工は無料で実施しております。
一度お試しいただき、MSRのカレンダー加工がもたらす「密度の違い」=特性の違いをご体感ください。

無料で味見

フィルムやシートは、はがきサイズで。
粉体は10ccから 無料でお試し頂けます! 無料の味見で 可、不可を見極める
 
 

先ずは出来るのか、出来ないのか?  

最先端で活躍されている開発者ほど、実際に試験をして、 先ずは出来るのか、出来ないのか? 一刻も早く知りたいものです。MSRでは無料で味見をしてもらい複種類の味見システムから最もマッチした条件を探して頂きます。御社の「あっ できた!」をアシストします。