プラズマ処理をクリーンルームで受託

プラズマ表面処理

What is important with plasma hydrophilic treatment

プラズマ処理

広幅2600mmまで可能  
ダイレクトプラズマ
更に密着を上げる
PLASMA 704
PLASMA 704S
「魔法の処理」接着難な材料に絶大な威力を発揮します
両面同時プラズマ処理
 
材質によりどうしても接着しにくい、または接着材と合わないなど 貼り合せの要求は新機能材料が登場する毎に多くの技術者を悩ませます。それにより有害な接着材を作らざるをえない場合は多くありましたが、 スーパープラズマが問題を 解決しますA4サイズならいつでも無料!でサンプル致しますので お気軽に問い合わせください
 
 
◎金属箔 から 樹脂フィルムを大気圧・窒素ガス・アルゴンガス・ヘリウムガス・混合ガス・低真空まで材種や方法を問わず受託加工処理が可能です。 
 
難接着材料の密着向上、 インクの密着向上、 洗浄
 
 

接触角とダイン数(濡れ指数)

 
家庭でよく使われるフライパン  沢山ある種類の中で広く知れ渡ったテフロン処理って聞いたことあるかと思いますが あのフライパンに水を垂らすと水は粒型になりコロコロ転がります。この状態は接触角でいうと非常に高い状態で100°角を超えている状態といえます。この状態で目玉焼きを焼いても卵はフライパンにくっつきませんが何も処理していないフライパンには卵はベッタリくっついて焼かれてしまします。
 
これと同様で 
フィルム材料に 水を落としてベタッとする材料はくっつき(接着)しやすく はじく材料はくっつきにくい(密着悪い)ということがいえます。
 
水と油の分離作用も同様で、材料に油分が付着してるとくっつきにくいです。
 
 
これらの事から接合の世界では接触角を比較することから検討が始まります。 接触角が高いとくっつきにくい、逆に低いとくっつきやすい これ覚えておいてください。(化学や分子結合があるのでこればっかりとは言えませんが。。)もうひとつにダイン数(濡れ指数)というのがあって試薬ペンが市販されています。これはベタッとするほどダイン数と呼ばれる数字があがります。ダイン数に関しては ダイン数が高いほうがくっつきやすいとなります。ダイン数の最大は70ダインでこれ以上は計る事ができません。接触角でいうとだいたい40°ぐらいですのでそれ以上の計測は接触角に頼るしかないのです。原子力顕微鏡などでは分子レベルで表面を確認することが出来ますが非常に高価で我々には購入できませんので試験センターで確認することになります。
 
 

MSRでは多くの機能材フィルム表面を改質して密着強度促進したり、アルミ箔や銅箔の表面に付着している油分をプラズマ表面処理で取り除く事を得意としています。
 

プラズマ処理
 
 
接触角 処理前
純水を使った接触角テストです。
未処理のアルミ箔に純水を点滴すると上段の画像のように、くりんと球状型になります。油と水は弾きあうので当然ですね。
 
接触角 プラズマ処理
 
そしてプラズマ処理すると油分や油膜がプラズマにより飛ばされますので下段画像のように球体の水が完全に横に広がっています。